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2025.11.15

会社に属さない不動産営業?“不動産エージェント”という新しい働き方

会社に属さない不動産営業?“不動産エージェント”という新しい働き方

大学生にとって「不動産の仕事=スーツ着て営業会社に入社する」というイメージが強いかもしれません。ただ、ここ数年で急速に広がっているのが**“不動産エージェント”というフリーランス型の働き方**です。

今日はそんな働き方をわかりやすく解説していきます。


【この記事でわかること】

◉不動産エージェントとは?

◉フリーランスで不動産をやる仕組み

◉どんな人が向いてるの?

◉学生が今のうちにできる準備

◉エージェントという働き方の未来

◉ガクフドキャリアとは


不動産エージェントとは?

一言でいえば、

会社に所属せず、自分の名前でお客様の不動産賃貸・売買をサポートする営業職です。

会社員時代に培った営業力やネットワークを武器に、個人事業主として独立して働くスタイル。

人気の理由はシンプルで、成果報酬が圧倒的に高いこと。通常の不動産会社だと売上のインセンティブは10〜20%ほどですが、エージェントは**50〜90%**が自分の収入になることもあります。

いわば、

「売ったら売った分だけ自分の収入に跳ね返ってくるハイリターン型の働き方」

ただし当然、“自己管理”と“実力”が求められます。

フリーランスで不動産をやる仕組み

「不動産って免許が必要じゃないの?」

これは鋭い指摘で、まさにポイントです。

結論としては、

フリーランス単体では宅建業免許を持てないので、免許を持つ企業の“業務委託”として活動するのが一般的です。

仕組みはこんな感じです。

  1. 宅建業免許を持つ母体企業に所属(社員ではなく“委託契約”)
  2. 物件情報や契約書類は母体企業が提供
  3. 営業・集客は自分で自由に
  4. 取引が成立したら売上を母体企業とシェアして報酬を受け取る

自分の看板 × 会社の免許・仕組み

どんな人が向いてるの?

自由度が高い反面、サボろうと思えばいくらでもサボれる世界。

なので、

・自分でスケジュールを組める

・SNSや人脈で集客できる

・数字へのプレッシャーを正面から受け止められる

こういうタイプは強いです。

逆に、「人に言われないと動けない」「営業経験ゼロ」の状態でいきなりフリーに飛び込むのは、ちょっと難易度が高い。就活でいう“フリーランスエントリーシート”みたいなものは存在しないので、自己責任の塊です。

学生が今のうちにできる準備

大学生のうちにエージェントを経験することはできます。売買仲介は難易度が高いですが、賃貸仲介を学びながらすることはできます。(書いている本人は学生時代からやっていました)

ただ、売買仲介を学ぶには就職することをおすすめします。

将来この働き方が気になるなら、今やっておくと強いのは次の3つ。

・宅建の勉強(エージェントでも知識は最強の武器)

・インターンや業務委託で不動産業界の現場を見る

・SNSで発信ベースを作っておく

とくにSNS発信は、今の時代の営業にとって“名刺以上の名刺”。

大学時代から積み上げると大きな差が出ます。

エージェントという働き方の未来

不動産会社に入社 → 経験を積む → 実力がついたら独立

このキャリアの流れが昔よりもずっと一般的になってきました。

これは、

「働き方が会社中心から“個人のスキル中心”に変わってきた」

という社会の動きをそのまま表しています。

あなたが10年後、“会社の看板より自分の名前で戦いたい”と思えば、

不動産エージェントという選択肢は確かに魅力的な未来を開くはずです。

そして不動産業界は、まだまだ働き方の革命が起きやすい。

学生のうちにこの選択肢を知っておくだけで、キャリアの地図はぐっと広がる。

ガクフドキャリアとは

ガクフドキャリアとは、「学生 × 不動産業界」の新しいキャリア支援プラットフォームです。

大学生が不動産業界のリアルを知り、将来に直結する経験を積めるように、不動産会社のインターンシップ・長期バイト・就職情報をまとめて紹介しています。

不動産業界での就職は、ガクフドキャリアに相談してみましょう!

【公式】ガクフドキャリア|不動産を学び、キャリアを築く教育×採用プラットフォーム