【学生向け】不動産業で独立・起業するには?資格・資金・準備のすべてを徹底解説!
「いつか自分の不動産会社を持ちたい」
そんな夢を描く学生、実は少なくありません。
努力次第で年収も自由度も高く、やりがいも大きい不動産業界。
でも、独立するには資格や資金、経験など、しっかりとした準備が必要です。
ここでは、不動産業で独立するための流れを、学生にもわかりやすく実際に学生起業した私の記事も併せて紹介します!
【この記事でわかること】
◉宅建業の免許は“開業のパスポート”
◉宅建士資格は“信頼の証”
◉資金と保証の準備も必要
◉経験と人脈がカギ
◉開業の流れを知っておこう
◉独立のリアルも知っておこう
◉まとめ
◉ガクフドキャリアとは
宅建業の免許は“開業のパスポート”
不動産の売買や賃貸を「仕事として」行うには、宅地建物取引業(宅建業)の免許が必須です。
これがないと、仲介や販売のビジネスを始めることはできません。
免許は、都道府県知事または国土交通大臣から発行されます。
・事務所が1つの都道府県内にある場合 → 都道府県知事免許
・複数の都道府県にまたがる場合 → 国土交通大臣免許
申請には、独立した事務所の確保や、**専任の宅地建物取引士(宅建士)**を常勤させることなど、いくつかの条件があります。
宅建士資格は“信頼の証”
独立を目指すなら、まずは宅建士資格の取得を目標にしましょう。
宅建士は、不動産業界の登竜門ともいえる国家資格です。
もちろん、資格者を雇ってもOKですが、自分で持っていると信頼度がぐんと上がります。
お客様からの印象も良く、「この人に任せたい」と思ってもらいやすくなるでしょう。
資金と保証の準備も必要
開業にはお金もかかります。
会社を設立する場合、法律的には資本金1円でも可能ですが、実際は信用面を考えると500万円程度は用意しておくと安心です。
さらに、営業を始めるためには営業保証金を法務局に預ける必要があります。
個人開業なら1,000万円が必要ですが、多くの人は「保証協会」に加入して代替します。
この場合は150万円前後で済むため、現実的なスタートが切れます。
経験と人脈がカギ
資格とお金があっても、すぐに成功するわけではありません。
実際の現場を知っているかどうかが、大きな差を生みます。
まずは不動産会社で営業や賃貸管理、売買仲介などの経験を積むのがおすすめ。
その間に「お客様との信頼関係」や「オーナーとのつながり」を築いておけば、独立後の最初の仕事につながります。
開業の流れを知っておこう
開業までの基本的な流れは次の通りです。
- 会社設立または個人事業の届出
- 事務所・電話番号・ホームページの準備
- 名刺や契約書の作成
- 宅建業免許の申請(取得まで2〜3か月)
- 不動産保証協会への加入手続き
免許が下りたら、**レインズ(不動産情報ネットワーク)**への登録や、SNSの準備、広告媒体、求人媒体の登録を行いましょう!
独立のリアルも知っておこう
開業してすぐは、知名度もゼロ、信用もゼロ。
最初の半年〜1年は「営業力」と「集客力」で勝負です。
SNSやYouTube、TikTokなどで発信して、知ってもらう努力が欠かせません。
また、「賃貸仲介」「売買仲介」「買取再販」「管理」など、得意分野を決めておくとブレずに進めます。
私が独立した時の記事も貼っておくので確認してみてください。
https://www.wantedly.com/companies/Gerbera2022/post_articles/540714
まとめ
不動産業での独立は、資格と知識だけでなく、人との信頼づくりが何より大切。
その分、やりがいも大きく、自分の頑張りがそのまま成果につながる世界です。
今のうちから宅建士の勉強を始めたり、業界での経験を積んだりしておくと、独立の夢にぐっと近づけます。
「いつか自分の会社を持つ」――その第一歩は、今からでも踏み出せます。
ガクフドキャリアとは
ガクフドキャリアとは、「学生 × 不動産業界」の新しいキャリア支援プラットフォームです。
大学生が不動産業界のリアルを知り、将来に直結する経験を積めるように、不動産会社のインターンシップ・長期バイト・就職情報をまとめて紹介しています。
学生で将来独立したいや学生時代に独立したい人も、ぜひ一度ご相談くださいませ。